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パワハラで限界を感じたとき、必要だったのは、”正解”ではなく“共感”だった

佇む女性

パワハラで“もう無理かも”と思ったことがある方へ

「パワハラ 対処法」
「職場 つらい 逃げたい」

そんな言葉を、スマホで毎日検索していた時期がありました。

頭の中はぐちゃぐちゃなのに、誰にも相談できない。

本当は、ただ「わかるよ」と言ってくれる誰かの言葉がほしいだけなのに、
ネット上には制度や法律相談の話ばかりで、自分の心には届かない…。

この記事は、かつて私がそうだったように、いま職場で限界を感じている方や、
「このままじゃまずいかも」と思いながらもどうすればいいか分からない方へ向けて書いています。

私自身の体験をもとに、当時のこと、そして今こうして発信している理由を綴りました。

読み終えたときに、少しでも気持ちが軽くなっていたら嬉しいです。

パワハラに耐えていた頃、私が検索していたこと

私がパワハラを受けていたのは、10年以上前の会社員時代のことです。

とはいえ、当初はまだ「辞めたい」や「休職したい」といった強い気持ちはなく、
どちらかというと「この状況をなんとかやり過ごせないか」と考えていました。

毎朝起きるたびに思っていたのは、

「今日は怒鳴られずに済みますように」
「会議室で1時間以上叱責されませんように」

そんなことばかりでした。

スマホで「パワハラ 対処法」「職場 つらい」などの言葉を何度も検索しました。

通勤電車の中、昼休み、夜眠れないとき…とにかく「どうすればこの状況を耐えられるか」ばかりを調べていた記憶があります。

でも、出てくるのは制度の説明や法律的な対応方法がほとんど。

「こういうときは労基署に」「記録を残しておきましょう」などの“正論”は多いけれど、
本当に知りたかったのは、「みんなはこういう時どうしてるの?」という、もっとリアルな声でした。

検索結果に出てくるのは“正しさ”ばかりで、
“気持ち”に寄り添ってくれるものは、ほとんど見つかりませんでした。

あのときの孤独感は、今でもはっきりと覚えています。

なぜ誰にも相談できなかったのか

パワハラを受けていた頃、私は誰にも相談できませんでした。

会社の上司や人事、同僚に話すこともできず、
家族や友人にすら、自分の状況を伝えることができませんでした。

表面的にはいつも通りを装いながら、
「まあ、社会人だからこういう理不尽なこともあるだろう」と、
どこかで自分に言い聞かせていたんだと思います。

実際、私は証拠も取っていました。

記録用にメールを保存したり、日々の出来事をメモに残したり、冷静に対処しようとする一面も最初はありました。

しかし、相談はできなかった。

それは、誰かを信じられなかったわけでも、助けてくれる人がいなかったわけでもありません。

単純に、「自分の性格」のせいでした。

もともと人を頼るのが苦手で、

「この程度のことで相談してもいいのかな」

「相談してしまうことで負担をかけてしまわないか」

そんなふうに思って、ひとりで抱え込んでいました。

今振り返ると、「この程度」なんて軽いものでは、全然なかった。

でも当時は、自分のつらさ、状況を正当に判断することができないほど、
心が擦り切れていたんだと思います。

必要だったのは“正解”じゃなく“共感”だった

あの頃、私が本当に欲しかったのは、「こうすれば解決できる」という正解ではなく、

「その気持ち分かる」「同じ経験したよ」という、たったひと言の共感でした。

どれだけ検索しても、制度の説明や法的な手続きの案内が多く、
自分の感情に寄り添ってくれるような“生の声”には、なかなか出会えませんでした。

noteのような、誰かの体験談を綴った場があれば…と今なら思います。
(当時もあったのかもしれません…)

体験談や、少し肩の力が抜けるような言葉に出会えていたら、
きっと私は、何度も何度もその文章を読み返し、心の支えにしていたと思います。

あ、自分と似てるかも」って思えるたった1行があるだけで、
どれだけ気持ちが軽くなったか、想像に難くありません。

だからこそ、今、私は当時の状況や思いを発信しています。

昔の自分のように、誰にも相談できずに苦しんでいる人に、少しでも届けばと思い。

発信できるようになるまでには時間が掛かりました。
それだけ傷は深く大きかったのです。

そして、今、発信することで私自身も、あの頃の自分を少しだけ癒やせているのかもしれません。

「このままじゃまずいかも」と思ったら

いま、もしこれを読んでいるあなたが、
「もう無理かもしれない」「このままじゃ壊れてしまうかも」と感じているとしたら、
それはもう、限界にかなり近い状態だと思います。

私自身もそうでした。

まだ大丈夫」と言い聞かせながら我慢を重ね、
結局、ある日突然、体も心も動かなくなって休職しました。

今振り返って思うのは、
「このままじゃまずいかも」と思った時点で、すでに遅いくらいだったということです。

だからこそ、「まだ大丈夫かな?」と少しでも不安を感じたら、

それは“動き出すサイン”だと受け止めてほしいのです。

動き出すといっても、大きなことをしなくて大丈夫です。

たとえば、

• 心療内科やカウンセリングの予約を入れてみる

• 信頼できる人に、「ちょっと今つらくて…」と話してみる

• noteやSNSで、似た体験をした人の声を読んでみる

そんな“小さな一歩”でも、未来を変えるきっかけになります。

どうか、自分を後回しにしすぎないでください。

あなたのつらさ本物です。

そして、行動すれば、必ず少しずつ風向きは変わっていきます。

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私は今、FP(ファイナンシャルプランナー)として活動していますが、
そのきっかけのひとつが、かつて自分が「お金の不安」と「働き方の悩み」を同時に抱えていた経験でした。

当時の私は、パワハラによる心の負担と同時に、
「仕事を辞めたら生活はどうなるのか?」という不安で頭がいっぱいでした。

あのとき、もし気軽に相談できる相手がいたら、
もっと早く冷静に選択肢を整理できていたかもしれません。

だから今、私はお金と働き方にまつわる悩みを、安心して話せる場をつくりたいと思っています。

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読んでくださったあなたが、少しでも「話してみようかな」と思えたならうれしいです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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