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休職中の過ごし方

今回は休職中の過ごし方について書きたいと思います。

私はパワハラを受けて適応障害と診断されておよそ8ヶ月休職しました。その後そのまま退職したのですが、退職するまでの過ごし方を覚えている範囲で書きたいと思います。現在療養中の方は医師やカウンセラーの指示に従ってください。

Contents

まずはゆっくり休養

休職し始めの頃は何をするにも気力も体力もありません。この段階は、しっかり休養することが大事です。医師から処方された薬をしっかりと飲みとにかく休みます。

処方される薬にもよりますが、薬の影響で眠気が続いたり、食欲が増えたり減ったりという症状が出てくることもあります。

私の場合は、とにかく眠さや怠さが残り一日中横になっていました。恐らく体力も落ちていたと思うので、少し動くだけで疲れてしまいました。そのため無理はせずしっかりと休むことに専念しました。

1ヶ月程休養をすると徐々に気持ちも体力も安定してきました。油断は禁物ですが、この頃になると起き上がって読書をしたり、テレビを見たりして過ごせるようになります。

徐々に活動を始める

少し回復が見られてくると医師との相談の上、外に出て散歩したり買い物に行ったりして活動を始められるようになります。健康な時は何にも感じませんでしたが、休職中は少し外に出るだけでとても疲れてしまいました。そのため焦らず徐々に活動範囲を広げたい時間を伸ばしたりしていくのが良いと思います。

復帰に向けて(リワークプログラム)

少しずつ外出をしたり、軽めの運動をしたりして体力が回復してきます。そうなってくると次のことを考えられるようになってきます。今の仕事を続けるか辞めるかは別にして、日常生活が送れるように慣らしていく必要があります。

復帰に向け図書館などへ行き、勤務時間と同じ時間を過ごすようにと言われました。いきなり週5日は難しいと思うので徐々に日数を増やしていきます。

これと同時にリワークプログラムというものに通うようになりました。

当時勤務していた会社が提携している医療機関で受けることができ、他の休職者(別会社)の方と、職場でどのような時にストレスを感じるか、どのように対処するかなどを共有して、自分の考え方の癖や思考のパターンなどを認識していきます。久しぶりに他人と話すのでどっと疲れますが、復帰に向けての良い機会と捉えて参加しました。また、カウンセラーやこのプログラムを通じて自分の考え方の癖や、ストレスへの対処法などを学ぶことができて良かったです。

気をつけていた事

休職中に気をつけていたことは主に2点です。

・規則正しい生活をする

・復帰を焦らない

休職中は今までと時間の使い方が変わるので不規則な生活に陥りがちです。

初期の頃はとにかく休むことが最優先ですが、徐々に決まった時間に起床し、同じ時間に就寝することを心がけました。生活のリズムが崩れることで回復が遅れてしまったり日中何もできない状態を避けるためです。

休職中は何度も「このまま休んでいて良いのか」と思うことがありましたが、焦って復帰してしまい再度休職となってしまう場合もあります。休職中は心が不安定になってしまいますが、焦りは禁物です。こんなにしっかり休める機会はないと思いしっかりと休んでください。

またお金のことがどうしても不安に感じてしまうかもしれません。傷病手当を申請して少しでも経済的な不安を軽減してください。傷病手当についてはこちらをご覧ください。

https://fcation.com/2022/02/02/invalidity-benefit/

また、現在休職中で経済的に不安を感じている方は、無理のない範囲でご相談ください。休職を経験したFPである私がお話を伺います。

お問い合わせはこちら→https://fcation.com/contactform/

私の場合は職場に復帰せずに転職をしました。次回はこのことについて書きたいと思います。

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