※以前noteで書いたものを加筆修正しました。
私はパワハラを受け適応障害になり休職をして復職することなく転職をしました。
休職することになった時は、おぼろげながら当然に復職するものだと思っていました。
休み初めは適応障害のことを知らず、体調が戻れば部署は変わっても同じ会社に復帰をするものだと考えていいました。
Contents
パワハラする人には常識が通じない
パワハラが原因の適応障害だったため、体調が回復していく中でその原因(パワハラ男性)から離れることが第一だと考えました。
治療やカウンセリング、リワークを通じてストレスへの対処法や考え方の癖を理解していきましたが、恐らく復職をしてもその人と顔合わせる機会は確実にあり、上手に自分の中で処理できる自信がありませんでした。
リワークなどで様々なシミュレーションを行い、その対処法や考え方などを学んできましたが、パワハラをしてくる人がそのシミュレーション通りなるとは考えづらく、職場を離れることを選択しました。
パワハラには常識は通じない
とパワハラを受け続ける中で学びました。
結果的には転職したことでその後体調を崩すことはなく、働き続けることができたので良かったです。
原因によって復職か転職かは異なる
私は転職という決断をしましたが、復職が良い場合もあります。
転職を選んだ理由は、職場に支社支店がなく、復職すれば同じ建物内にいることになり嫌でも顔を合わせることになります。
せっかく復職をしても職場内で遭遇し何をされるか分からない恐怖感を持ちながら仕事をするのは耐えられませんでした。
仮にパワハラが原因で休職した場合でも、支社などがあり物理的に顔を合わせる機会がなくなるのであれば、復職の選択肢もあると思います。
しかし顔を合わせる可能性はゼロではないのでその点を考慮する必要があります。
転職は最後の切り札?
転職をして分かったことですが、職場が変わると心への負担もそこそこあります。
カウンセラーの方にも言われましたが、環境が変わると大なり小なり適応するのに時間が掛かり、心への負担があります。
新しい職場のルールや人間関係に戸惑うこともあると思います。
逆にそれが良い場合もありますが、やはり休職していると心のスタミナも低下していて通常であればあまり気にもしないことも気になることがあります。
休職の原因にもよりますが、復職が第一の選択肢で転職はその次の手かもしれません。
復職する際に異動するケースもあり、部署が変わると別会社のように感じるかもしれませんが、それでも同じ会社なので大枠でのルールは変わ離ません。
転職に必要な面接や手続きもありませんし、社内には知っている人もいます。
原因や環境によって一概には言えませんが、まずは復職をベースに考えて、それで無理ならば転職というのが個人的にはお勧めです。
そうすることで、まずは復職をして体調を見ながら転職活動をすることもできます。
復職せずに転職をして、仮にまた体調を崩してしまった場合、次の転職は難易度が高くなることもあります。
また次の勤務先での勤続年数が短いので、休業補償などの会社の福利厚生に制限がかかる場合があり経済的に厳しくなる可能性もあります。
体調回復が最優先!主治医やカウンセラーに相談
私も実際にそうしていましたが、復職ベースで考え、どうしても無理だと思うことがあれば、カウンセラーや主治医に相談をしながら決めていくのが良いと思います。
休職中は判断が難しいこともあると思うので、専門家に相談したり、同じような経験をした方がいれば経験談などを聞くのも良いと思います。
しかし何よりも大事なことは焦らず体調回復です。
健康な心と体があってこそ復職や転職に繋がっていきます。
中には起業する人もいるかもしれません。
休職期間をネガティブに捉えてしまうかもしれませんが、その後走り出すために必要な充電期間であるかもしれません。
パワハラによって心は壊されてしまいましたが、充電期間を経て再び動き出すことができました。
同じような経験をされている方にとって自分らしく心地良い生活を送れる日々が再びくることを願っています。
この記事へのコメントはありません。