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休職のまま退職した話

前回は休職中の過ごし方について書きました。

今回は休職から復帰せず退職、転職した経緯について書きたいと思います。

退職の伝え方

休職中に退職する旨を伝えるにはどのようにしたら良いのでしょうか。

私はメールで退職の意向を伝えました。休職中は人事担当者と連絡を取っていたので、人事の管理職の方にメールをしました。

メールをすると、一度面談をすることになったので、会社近くのカフェで人事部の方と会いました。面談と言っても退職の意思の確認と現状報告でした。退職に必要な書類を受け取り、後日退職届などはメールで提出して退職の手続きは終わりました。

会社にあった荷物は、土日にオフィスへ行き片付けました。人事の方が人に合わないよう気を遣ってくださいました。しかし直接ご挨拶したい方もいたので、最終日に会社へ行き、挨拶をさせていただきました。

休職中の転職活動

パワハラ以外は職場に不満はありませんでしたが、復職しても顔は合わせる可能性があるため、転職することを決意しました。体調が回復してきた段階でカウンセラーと相談をして少しずつ転職活動をすることにしました。いくつかの企業の面接を受けて無事に採用されました。休職中に転職活動をする場合は、体調優先で医師やカウンセラーの方に相談した上で行うのが良いと思います。

休職していることは伝えるべきか

転職活動の際に現在休職していることを伝えるべきか迷うところですが、私は伝えませんでした。本来は正直に伝えたほうが良いのかもしれませんが、適応障害となった理由が明確であったことと、転職活動を始めた時は体調が回復してきていて仕事をすることは問題ないと判断したからです。ただし伝えないことで、休職していることが判明してしまい採用取り消しになることもあるようです。

前述したようにパワハラが原因だったため、新しい職場ではその後問題なく働くことができました。そのため伝えるかとどうかは、休職している理由にもよるかなと思います。

私は休職中に転職活動を行い、そのまま次の職場へ転職することができました。休職理由は人によって異なるため、現在の職場に復帰できる場合はそれが一番良いと思っています。というのも転職することで環境がガラリと変わり、それが結構なストレスになり再び体調を崩してしまう可能性があるそうです。そのことについては、転職活動をする際にカウンセラーに言われていたためある程度覚悟していましたが、初めての転職ということもあり環境がガラリと変わり精神的な負担は大きかったように思います。ただ気持ちが前向きであったのと次第に環境に慣れてきたこともあり問題なく勤務することができました。そういった理由から現在の職場に復帰できる場合は環境の変化が少なく、精神面にも負担が少ないと思われます。

現在休職中の方はまず焦らずに将来のことを考えられる段階になったら復職するのか転職するのか、またはしばらく働かずにいることも考えられるかもしれません。

何かお困りごとがありましたら是非ご相談ください。

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